抜け毛・薄毛に強い関りを持つヘアサイクル
髪の毛1本1本にはそれぞれ寿命があり、1日に約100本位の髪の毛が抜けていると言われています。
髪の毛が抜けた毛根は、また新しい髪の毛を作り(発毛)、伸び始めます(育毛)。
髪の毛は、生えて、抜けてというサイクルを繰り返しながら活動しているのです。
髪の毛が生えてから抜けるまで(ヘアサイクル)
毛根の成長は、約5年を1周期として活動が止まり、数3か月前後休んだ後に、また新しい髪を作り始めます。
毛根が活動している期間は”成長期”と呼ばれ、毛母細胞が活発に分裂を繰り返しています。
毛母細胞が活性化されていると、新しい髪の毛がどんどん生成されていきます。
成長期は約5年程続き、その後、”退行期”に入ります。
退行期では毛母細胞の活動が弱くなり、髪の毛の成長が止まります。
同時に毛乳頭から毛母細胞が離れていき、毛球部の退縮が始まります。
退行期は成長期と比べ期間が短く、約2週間程です。
退行期を経て退化した毛根は、”休止期”へと入ります。
毛母細胞から離れた毛乳頭は小さくなり、活動を停止します。
毛乳頭から離れた毛球部は、その状態のまま同じ場所にとどまります。
3~4カ月経った頃、毛乳頭の部分が再度活動し始め、新たな髪の毛を作り始めます。
このサイクルを、ヘアサイクルと言います。
毛乳頭が成長期に入ったと同時に、毛穴とどまっていた髪の毛は抜けおち、ヘアサイクルが終了するのです。
このように、ヘアサイクルは成長期→退行期→休止期という活動を、長い時間かけて繰り返しています。
成長期の状態にある髪の毛は、頭に生えている髪の毛の85%以上を占めており、退行期は約1%、休止期は約10%前後と言われています。
ヘアサイクルの異常例
ヘアサイクルの早い時期に髪の成長が止まり細く短い毛が増え、太く長い髪が減り、薄くなったと感じる症状が多く報告されております。。
貴方の髪はどうですか?たまには向き合ってあげましょう。
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